ドレークオートマタはすべて、ドレークデザインにあるオートマタ工房で作られています。
1993年よりドレークデザインでは、量産タイプの工業製品をデザイン・設計することを主な仕事とし、その周辺のカタログ、パンフレット等のグラフィックデザインやWebサイト制作も行なってきました。

そして、それらの仕事の一貫としてプレゼンテーション用のモデル等を製作する小さな工房もありました。
ドレークオートマタの製作を始めようとした時、この工房にはオートマタを素材から加工し、組立て、仕上げを行なう設備がすべて揃っていました。ドレークデザインを一歩も出ることなく、オートマタのすべてを作り出す環境がすでに整っていたわけです。

ドレークオートマタはそのため、デザイン、設計から製作、さらにはパッケージやカード、取扱説明書、Webサイトまで、一貫したポリシー(製作者のわがまま)で貫かれています。
すべてを自前で行なうことには、少なくない労力も伴いますが、種まきから収穫までを行なっておられる農家の方からすれば、ごく当たり前のことなのかも知れません。
製品をパッケージに納める時には、農家の方の収穫の喜びが分かったような気持ちになります。さらに、ドレークオートマタを手に取ったお客様に喜んでいただければ、これに勝るものはありません。
工房と言うと、大きな木工機械設備が整然と並んだ光景を思い浮かべる方もおられますが、オートマタ工房は、デザイン事務所の1部屋を占めるコンパクトで多機能なスペースです。数種類の小型工作機械と作業台、設計に使うCAD用のパソコンやプリンター、それにデジカメや照明といった撮影機材が収まっているちょうど、宇宙ステーションの内部のような空間を想像していただければ、間違いありません。

しかし、オートマタ工房の環境で最も重要なものは、何と言っても、歩いて5分のところにある「佐鳴湖」です。
その周囲6キロは遊歩道になっていて、標高28mの根川山、里山や炭焼き小屋、トンボ、カエルやカワセミが見られる池、漕艇場、野鳥観測小屋などがあります。さらに毎年、秋から初冬にかけてたくさんのカモが渡ってきます。ドレーク(雄のカモの意)というデザイン事務所の名前や、最初のオートマタのシリーズがダック(雌のカモの意)なのもこれに由来します。

座っての作業や、ディスプレイを見る作業の時間が長いので、この佐鳴湖の周囲を散歩することが日課になっていますが、新しいアイデアを練るには最良の時間となっています。

>>佐鳴湖ウォーキングマップ
新しい製品のアイデアを練るのは楽しいものですが、
少しずつ形になって行くのを見るのもなかなかのものです。
新製品の製作過程を少しだけ紹介させていただきます。

新製品の『Welcoming Duck』は
Duckが、子ガモの合図でカードを受け取り
お客さんにそのカードを手渡します。
カードを受け取ると...
後は発表後、動画でお楽しみください。

メカニズムが飛び抜けて複雑なため
構想から2年が経ってしまいました。
この秋、いよいよ発表です。